VEGAの価格は2,500万円から。「飛行機が2,500万円」と聞いて、高いと感じるか、意外と手が届くと感じるかは人それぞれだと思います。ほかの「大人の乗りもの」と並べて、この数字の位置を確かめてみます。

2,500万円で買えるほかの乗りもの

乗りもの 価格の目安
高級輸入車(ポルシェ911など) 2,000万〜3,000万円台
国産の中型クルーザー(ボート) 1,500万〜4,000万円
キャンピングカー(ハイエンド) 1,000万〜2,500万円
海外製LSA(完成機・輸入) おおむね2,000万〜4,000万円前後
VEGA 2,500万円〜

※各価格は仕様や為替で大きく変わります。あくまで「桁」をつかむための目安です。

こうして見ると、VEGAの2,500万円は「飛行機としては特別に安いわけでも高いわけでもなく、高級車やクルーザーと同じ棚に並べてきた」値付けだとわかります。つまり、これまでクルーザーや高級車を選んでいた層に「その予算で、空はどうですか」と問いかける価格です。

本体価格のほかにかかるお金

クルマに車検や駐車場代があるように、飛行機にも維持費があります。一般に小型機では次のような費用がかかるとされています。

  • 保管場所:空港や飛行場の駐機料・格納庫代
  • 整備・点検:法律で定められた定期的な整備
  • 保険:機体保険・第三者への賠償保険
  • 燃料:飛んだ分だけ

VEGAの場合、折りたたみ式の主翼が保管の選択肢を広げる可能性がありますが、具体的な維持費のモデルはまだ発表されていません。ここは今後の発表を追いかけます。

そして「免許」という初期費用

忘れてはいけないのが操縦士の免許です。日本で自家用操縦士の免許を取るには、スクールや通い方にもよりますが数百万円かかるのが相場です。詳しくは飛行機の免許はいくらかかるのかにまとめました。

機体2,500万円+免許数百万円+維持費。それでも「自分の翼で800km移動できる」ことに値段をつけるなら——という視点で見るのが、この乗りものの正しい眺め方だと思います。

出典