2026年8月27日、「クルマを買うように、自分の飛行機を買う」時代の入口になるかもしれない発表がありました。新潟県三条市に設立された航空機メーカー LAND AERONAUTICS(ランド・エアロノーティクス) が、個人向けの国産小型航空機 VEGA(ベガ) の予約受付を始めたのです。

この記事では、現時点で公式に発表されている情報を整理します。

VEGAの基本情報

項目 内容
名称 VEGA(ベガ)
区分 LSA(ライトスポーツ航空機)市場向けの小型パーソナル航空機
価格 2,500万円から
販売 初回は限定100機(Founder's Edition)
予約金 250万円(正式な売買契約の前なら全額返金・購入時は代金に充当)
特徴 折りたたみ式の主翼、広いコックピット、航続距離800km

航続距離800kmは、東京からだと大阪を越えて広島あたりまで届く距離です。折りたたみ式の主翼は、保管場所の確保という小型機の悩みに応える仕掛けと考えられます。

※納期(いつ引き渡されるか)は現時点で公式には発表されていません。

作っているのはどんな会社か

LAND AERONAUTICSは、株式会社LANDの100%子会社として2026年8月25日に新潟県三条市に設立されました。

  • 代表は、新潟の航空会社トキエアの共同代表を務めた和田直希氏
  • 共同創業者兼取締役として堀江貴文氏(ホリエモン)が参画

「空を、民主化する。」を掲げ、金属加工で知られる燕三条の企業たちと部品づくりで連携する構想が示されています。詳しくはなぜ三条市なのかで掘り下げています。

「買ったらすぐ飛べる」わけではない

ここは大事なポイントです。日本では、LSAという区分の飛行機を個人が気軽に飛ばすための制度がまだ整っていません。飛ばすには自家用操縦士以上の免許が必要で、飛び方にも制限があります。

このあたりはそもそも日本の空を個人で飛べるのかで詳しく解説しています。むしろ「制度がこれから動くかもしれない」ことこそ、このプロジェクトの一番の見どころだと当研究所は考えています。

予約の仕組み

予約金250万円を払うと「VEGA OWNERS CLUB」の一員になり、工場見学やプロトタイプの公開、開発進捗の共有といった、開発過程そのものを楽しむ体験が提供されるとされています。詳しくは予約金250万円の仕組みへ。

出典(一次情報)

価格・仕様は発表時点のものです。検討の際は必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。