選択肢・正解・解説つき。答えを決めてから「正解と解説を見る」を押すと、本番と同じ練習になります。

→ この回を1問ずつ解く(かこもんWEB・登録不要)

令和4年7月期のほかの科目:航空法規/航空気象/航空工学

  1. 問1

    航空機用救命無線機(ELT)について誤りはどれか。

    • (1) ELTは不時着した航空機の位置を発見する目的で作られた発信機である。
    • (2) 406MHzで捜索救難衛星に識別符号を含むデータを送信している。
    • (3) 124.5MHzで航空機または救難用船舶向けに独自の信号音を送信する。
    • (4) パイロットは、意図しないELTの発信を行った場合は、リセット操作を行い、直ちにその旨をRCC(救難調整本部)又は最寄りのATS機関に通報すること。
    正解と解説を見る

    正解:(3)

    正解は(3)。ELTが信号音を送信する周波数は121.5MHzであり、124.5MHzではありません。406MHzで衛星向けにデータを送るという(2)は正しい記述です。

  2. 問2

    捜索救難の措置基準「警戒の段階」について誤りはどれか。

    • (1) 当該航空機の搭載燃料が枯渇したかまたは安全に到着するには不十分であると認められる場合
    • (2) 航空機の航行性能が悪化したが不時着のおそれがある程でない旨の連絡があった場合
    • (3) 第1段通信捜索で当該航空機の情報が明らかでない場合
    • (4) 航空機が着陸許可を受けた後、予定時刻から5分以内に着陸せず当該機と連絡がとれなかった場合
    正解と解説を見る

    正解:(1)

    正解は(1)。搭載燃料が枯渇し安全な到着に不十分と認められる場合は、より切迫した「遭難の段階」に該当します。(2)〜(4)は警戒の段階の基準です。

  3. 問3

    福岡FIR内において航空機用救命無線機又は非常用位置指示無線標識による遭難信号を受信した航空機の機長が、航空交通業務機関に通報する内容で誤りはどれか。

    • (1) 航空機(自機)の呼出符号
    • (2) 遭難信号を受信した旨
    • (3) 遭難信号受信地点および針路
    • (4) その他遭難信号に関する情報
    正解と解説を見る

    正解:(3)

    正解は(3)。通報するのは遭難信号を受信した際の自機の位置等であり、「針路」は通報内容として定められていません。

  4. 問4

    遭難および緊急時の通信で誤りはどれか。

    • (1) 遭難/緊急通信の最初の送信はそれまで使用中の指定された周波数で行う。
    • (2) パイロットが必要と判断した場合は緊急用周波数を使用してもよい。
    • (3) 通信設定後、管制機関から使用周波数を指定された場合にはその周波数を使用する。
    • (4) 緊急用周波数で通信の設定が困難なときでも、継続して同周波数で送信を試みなければならない。
    正解と解説を見る

    正解:(4)

    正解は(4)。緊急用周波数(121.5MHz)で通信の設定が困難なときは、他の使用可能な周波数を使ってよいとされています。同じ周波数で送信を続けなければならない、という縛りはありません。

  5. 問5

    航空情報の説明で誤りはどれか。

    • (1) 航空路誌(AIP):福岡FIRにおける民間航空の運航に必要な諸施設、組織等に関する永続性をもつ情報を収録
    • (2) ノータム:航空路誌改訂版または航空路誌補足版では包含できない運航情報はノータムとして発行される。
    • (3) 航空路誌補足版:AIPの一時的変更に係る情報(有効期間が3ヶ月以上のもの等)を掲載
    • (4) 航空路誌改訂版:AIPの短期的変更に係る情報を掲載
    正解と解説を見る

    正解:(4)

    正解は(4)。航空路誌改訂版(AIP Amendment)が扱うのはAIPの永続的な変更です。一時的・短期的な変更は航空路誌補足版やノータムの担当で、(4)の「短期的変更」が誤りです。

  6. 問6

    有視界飛行方式の飛行計画の通報について誤りはどれか。

    • (1) 飛行しようとするときは、原則として事前に飛行計画を空港事務所等に通報する。
    • (2) 有視界飛行方式の場合はフライトプランの通報に時間的な制約はないが、飛行開始前に必要な運航情報を入手し、十分な時間のゆとりをもって通報することが望ましい。
    • (3) 飛行開始する前に通報することが困難と認められる場合には離陸後5分以内に速やかに通報する。
    • (4) SATサービスに登録すれば、インターネットにより通報することができる。
    正解と解説を見る

    正解:(3)

    正解は(3)。飛行開始前の通報が困難な場合は、飛行開始後遅滞なく通報することとされており、「離陸後5分以内」という時間の定めがある訳ではありません。

  7. 問7

    有視界飛行方式による飛行計画に記載する所要時間で正しいものはどれか。

    • (1) 離陸後、目的空港等に着陸するまでの所要時間
    • (2) 発動機始動後の地上滑走開始(ブロックアウト)から、目的空港等に着陸するまでの所要時間
    • (3) 離陸後、目的空港等の上空に到達するまでの所要時間
    • (4) 発動機始動後の地上滑走開始(ブロックアウト)から、最初の着陸地の駐機場で停止する(ブロックイン)までの所要時間
    正解と解説を見る

    正解:(3)

    正解は(3)。有視界飛行方式の飛行計画に記載する所要時間は、離陸から目的空港等の上空に到達するまでの時間です。

  8. 問8

    オプションアプローチについて誤りはどれか。

    • (1) オプションアプローチの許可には「CLEARED OPTION」の用語が用いられる。
    • (2) オプションアプローチの許可に「ストップアンドゴー」は含まれる。
    • (3) オプションアプローチの許可に「着陸」は含まれる。
    • (4) オプションアプローチの許可に「ローアプローチ」は含まれない。
    正解と解説を見る

    正解:(4)

    正解は(4)。オプションアプローチの許可には、タッチアンドゴー、ローアプローチ、ストップアンドゴー、着陸のいずれもが含まれます。「ローアプローチは含まれない」が誤りです。

  9. 問9

    フライトプランの記入要領で誤りはどれか。

    • (1) 義務無線機器を装備している場合「S」と記入した。
    • (2) 出発飛行場にICAO4文字地点略号の指定がないため出発飛行場に「ZZZZ」と記入しその他の情報の項に飛行場名を記入した。
    • (3) 機上DME装置を搭載しているので使用する無線設備に「E」と記入した。
    • (4) 最大離陸重量が7,000kgなので後方乱気流区分に「L」と記入した。
    正解と解説を見る

    正解:(3)

    正解は(3)。DMEを搭載している場合に記入する記号は「D」です。「E」ではありません。

  10. 問10

    飛行援助用航空局(フライト・サービス)について正しいものはどれか。

    • (1) 飛行場管制業務を行っている。
    • (2) 着陸後は操縦士からの要求なしにフライトプランをクローズしてくれる。
    • (3) スペシャルVFRの許可を中継する。
    • (4) 滑走路の状況、気象情報、トラフィックの状況等の情報を提供する。
    正解と解説を見る

    正解:(4)

    正解は(4)。フライト・サービスは管制業務を行う機関ではなく、滑走路の状況・気象情報・トラフィックの状況等の情報提供を行います。フライトプランのクローズは操縦士側からの通報が必要です。

  11. 問11

    広域対空援助局(AEIS)に関する記述で誤りはどれか。

    • (1) 新千歳、東京、福岡、鹿児島および那覇の空港事務所にのみ設置されている。
    • (2) コールサインは「インフォメーション」が使用される。
    • (3) 航空機からの要求に応じた気象情報、航空情報の提供を行っている。
    • (4) 一部の情報(NOTAM、PIREP、火山情報等)については、VHFおよび衛星データリンクでも提供されている。
    正解と解説を見る

    正解:(1)

    正解は(1)。設置官署の記述が誤りです。広域対空援助業務は札幌・東京・福岡・那覇の各官署により提供されており、(1)の組み合わせは正しくありません。

  12. 問12

    航空交通業務のうち、航空機に対して提供される飛行情報業務の内容で誤りはどれか。

    • (1) 気象情報
    • (2) 航法援助施設の運用状況
    • (3) 飛行場およびその附属施設の状況
    • (4) 航空機の衝突予防指示
    正解と解説を見る

    正解:(4)

    正解は(4)。衝突を予防するための「指示」は管制業務として行われるものであり、情報の提供を行う飛行情報業務の内容ではありません。

  13. 問13

    管制圏を飛行中、飛行場管制所から「JOIN RIGHT TRAFFIC」と指示された場合の飛行で、正しいものはどれか。

    • (1) 左側の他機に注意しながら飛行した。
    • (2) 左側の先行機に続いて場周経路に入った。
    • (3) 右旋回の場周経路に入った。
    • (4) 右旋回をして最寄りの場周経路に入って待機した。
    正解と解説を見る

    正解:(3)

    正解は(3)。「JOIN RIGHT TRAFFIC」は右旋回の場周経路(ライトトラフィック)に入れという指示です。

  14. 問14

    通信の一般用語「CORRECTION」の意味で、正しいものはどれか。

    • (1) あなたの送ったことは正しい。
    • (2) 送信に誤りがありました。正しくは・・・です。
    • (3) 先に送信した承認または許可を取り消します。
    • (4) 確認して下さい。
    正解と解説を見る

    正解:(2)

    正解は(2)。CORRECTIONは「この送信に誤りがあった。正しくは…である」を意味します。(1)はTHAT IS CORRECT、(4)はCONFIRMなどに相当します。

  15. 問15

    通信を行うにあたっての注意点を述べたもので誤りはどれか。

    • (1) 送信速度は、1分間に100語を超えない平均した速度を標準とする。
    • (2) 送信の音量は一定に維持する。
    • (3) 口とマイクロフォンの間の距離を一定に維持する。
    • (4) 航空機局が航空局に対する呼出しを行っても応答がないときは、5秒以内に再び呼び出しを行う。
    正解と解説を見る

    正解:(4)

    正解は(4)。呼出しに応答がないときは、少なくとも10秒間待ってから再度呼び出すこととされています。「5秒以内に再び呼び出す」が誤りです。

  16. 問16

    通信要領の文字と数字の言い表し方で誤りはどれか。

    • (1) ヘディングは3桁の数字を1字ずつ読む。
    • (2) 周波数は1字ずつ読み、小数点以下は最大3桁まで読む。
    • (3) 距離は海里を使用し、1字ずつ読み「mile」の単位を付ける。
    • (4) 旋回角は普通読みで「degrees」を付ける。
    正解と解説を見る

    正解:(2)

    正解は(2)。周波数は1字ずつ読み、小数点以下は2桁まで読むのが原則です。「最大3桁まで読む」が誤りです。

  17. 問17

    航空機が地上にある場合「滑走路の外へ出よ」を意味する指向信号灯の種類で正しいのはどれか。

    • (1) 緑色と赤色の交互閃光
    • (2) 赤色の閃光
    • (3) 赤色の不動光
    • (4) 白色の閃光
    正解と解説を見る

    正解:(2)

    正解は(2)。地上の航空機に対する赤色の閃光は「使用中の着陸地域(滑走路)の外へ出よ」を意味します。緑と赤の交互閃光は「非常に注意せよ」、白色の閃光は「飛行場内の出発点に帰れ」です。

  18. 問18

    管制圏内における特別有視界飛行方式について誤りはどれか。

    • (1) 空港等が計器気象状態でなければ許可が発出されない。
    • (2) 雲から離れて飛行しなければならない。
    • (3) 飛行視程1,500m以上を維持して飛行しなければならない。
    • (4) 地表または水面を引き続き視認できる状態で飛行しなければならない。
    正解と解説を見る

    正解:(1)

    正解は(1)。(2)〜(4)の「雲から離れる」「飛行視程1,500m以上」「地表または水面を引き続き視認」は特別有視界飛行方式の飛行の条件として正しい記述です。許可の発出条件を「空港等が計器気象状態であること」とする(1)の記述が誤りです。

  19. 問19

    有視界飛行方式により飛行する場合のATCトランスポンダーの操作の説明で誤りはどれか。

    • (1) 10,000フィート未満を飛行中・・・・・コード1400にセットする。
    • (2) 無線電話機故障・・・・・・・・・・・・コード7600にセットする。
    • (3) 緊急状態・・・・・・・・・・・・・・・コード7700にセットする。
    • (4) 不法妨害を受けている・・・・・・・・・コード7500にセットする。
    正解と解説を見る

    正解:(1)

    正解は(1)。VFRで10,000フィート未満を飛行中はコード1200をセットします。1400は10,000フィート以上を飛行する場合のコードです。7500(不法妨害)・7600(通信機故障)・7700(緊急)は正しい組み合わせです。

  20. 問20

    TCAアドバイザリー業務について誤りはどれか。

    • (1) ターミナル・レーダ管制業務の行われている空港で24時間提供されている。
    • (2) レーダー交通情報の提供を実施している。
    • (3) 当該機の位置情報の提供を実施している。
    • (4) 当該機の要求に基づくレーダー誘導を実施している。
    正解と解説を見る

    正解:(1)

    正解は(1)。TCAアドバイザリー業務の提供官署や提供時間は限られており、ターミナル・レーダー管制業務が行われている空港すべてで24時間提供されているわけではありません。

解き終わったら、次に見るページ